


不動産鑑定士の資格
不動産の評価、査定をする際には必ず不動産鑑定士の資格を持った人の協力が必要ですよね。
鑑定士の方の評価の元、価格を設定する為評価には必要不可欠な存在でしょう。
この不動産鑑定士の資格ですが、公認会計士の資格と並び
日本3大国家試験の1つとも言われているほど難しい資格であり
その事実を知っている方は少なくないでしょう。
一般的に公示価格の評価は勿論、固定資産税の評価や基準地価の評価なども
試験の問題にあるため非常に難しく、合格率も低い資格です。

試験は2種類ありますがそれぞれ短答式は30パーセント代、
論文式は11パーセント代といわれており合格の難しさを物語っていますね。
ですが2016年からは短答式の問題が変わる予定で、
従来よりも少しやさしくなりますので期待してもいいかもしれません。
気になる仕事内容ですが、定期的な国や県都道府県からの鑑定、
評価及び調査があり、固定資産税や相続税の評価も行います。
また不動産を売買するという人たちが客観的な価格を知りたい際や
コンサルティングを希望された場合にはこれらの仕事をしたりアドバイスを行う事もあります。
不動産鑑定士の資格を手に入れた際は国土交通省に登録されます。
これは不動産鑑定士の責任が大きいと共に、不動産の鑑定評価は
鑑定士の独占業務である為一般の人が勝手に鑑定をしていないかどうかを確かめる役目もあります。
不動産関連に興味のある方、不動産で活躍したい方は
是非この資格に挑戦してみてはいかがでしょうか。