


土地評価の種類
土地や建物の値段を決める際、不動産会社や売り手は公的な価格などを
参照し価格を決める流れが普通です。この土地や建物の価格には様々な形があり、
売主や買い手との関係次第では価格が大きく動く事も珍しくはありません。
今回はこの様々な価格の形、1物4価についてみていきましょう。
1物4価を簡単に説明すると、1つの物に4つの価格があるという意味です。
この4つの価格と言うのは時価や公示価格、路線価や固定資産税評価額等の価格のことですね。
ではなぜこの様に4つに分かれているのでしょうか。
これは1つの地価を様々な視点、例えば国や地方自治体などから見た際に価値が違ってくる為です。
例えばこの建物は駅の近くだから便利、と言う方もいれば電車がうるさいから嫌だという人もいますよね。
この好き嫌いを国や県単位で見た際の価格が複数あるということです。
もちろんこの好き嫌いには売り手や買い手も含まれますよ。
様々な人の見方があり、その見方での価格をまとめて4つにして表示しているわけですね。

また、好き嫌いだけでなく実際に行われた取引の価格もこの中には含まれています。
売り手や買い手が取引した価格も含まれますが、
先ほど記載した公示価格として国土交通省が発表している価格もあるということですね。
どの価格がどの方面の物なのか、しっかりチェックしておきたいですね。
不動産には1つの建物にも様々な価格があり、常に変動しているということを覚えておきましょう。
今後不動産関連で行動をするとききっと役に立つはずです。